社会福祉法人松の実福祉会は、障害のある子供を持つ数人の親の願いから始まり、法人創立のご労苦を経て1985年に小さな授産施設として出発しました。
以来35年を経た現在は、「松の実園」と「セルプあさがお」の2つの事業所で80名を超える利用者の働く場、集う場、生活の場として、さらに5棟のグループホームで30名の利用者が親元を離れて地域生活を行う地域福祉の大きな拠点となりました。
松の実福祉会の二つの事業所がこれまで大切にしてきたこと、そして、これからも目指すものは
一つ、必要とされて地域に作られてきた事業所であること ≪地域に立脚≫
一つ、利用者一人ひとりを見つめ、向き合い方にブレがないこと≪本人重視≫
一つ、制度が支えているのではなく、人が支えていること≪寄り添う支援≫
当法人事業所がこれまで培ってきた家庭的風土をこれからも継承して、可能な限りその人を生涯に亘って見守り続け、「障害があっても地域で明るく豊かな人生を過ごせる」ような支援が出来る事業体でありたいと願っております。